発行元 イラナ・C・マイヤー .
エディションノート
ゴブリンの血を引く皇子がエルフの皇帝!?
ローカス賞受賞の、傑作異世界ファンタジイ
父であるエルフ帝国皇帝にうとまれ、辺鄙な片田舎に追いやられていた第四皇子マヤのもとに、ある夜、宮廷からの急使が訪れた。皇帝と異母兄皇子三人の乗った飛行船が墜落し、全員が帰らぬ人となったというのだ! 突然、帝位継承者となったマヤは、とるものもとりあえず首都へと向かう。だが、到着したアンセイレネーズ宮殿で、マヤを見る人々の目は冷たい。マヤが純粋なエルフではなく、ゴブリン国の王女との政略結婚で生まれた子だったからだ。権謀術数渦巻く宮廷で、弱冠18歳の若き皇帝は果たして生き残ることができるのか?